Cartagena, Republic of Colombia #4
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カルタヘナ 3日目
今日行ってみた場所は
サン・フェリペ要塞
ここで入場券を買って といっても 窓口はQちっぷに おまかせ
いくらだったか聞きもせず ゲートへ向かう
ケチなQちっぷが 文句言わずに
入場口を通過したところを見ると そう高いとは思わなかったか
この暑さで 判断力が激しく低下しているかの どちらかだろう
ここに来る前の午前中 すでに炎天下の町を歩き回った後だ
入り口を通り過ぎると すぐに登り坂
しかも途中 日よけになるような場所が ほとんど見当たらない
普段は サングラスとか帽子とか
日よけ対策グッズは ほとんど使わないが
あまりの暑さと日差しの強さに
昨日 用心のため 帽子を買っておいたら 正解だった
ここでも売っている
街中 いたるところに 行商の帽子屋さん(に限らず)がいる
坂は緩やかに見えるが 歩くと かなりきつい
やっとこさ 平らな部分にたどり着き 一息ついた
更にそびえる壁を しばし見上げ
再び 今度は階段を登って行くと
頂上には 見事な眺めが待っていた
下って行くと何の為か あった門が 上から見える
下の入場口と タクシーで渡ってきた橋と
その先には 泊まっている 歴史中央地区が見える
違う方角に見えるのは ポパの丘 白い建物は修道院だそう
ようやく登り着いた頂上の眺め
下の段から見上げると こう見える
どこの辺りにあったか 思い出せないが
ドアも付いていない すっからかんの部屋
要塞が稼働中 どう使われていたんだろう
地味に一軒だけあった お土産物屋さんの入り口
ここに来て これが 今日一番 目を輝かせた一瞬だった
アンティーク小物だ!
自分一人で来てたら きっと衝動買いしてただろう
が 何しろ今は お財布の主は
こういうのに一切興味が無い Qちっぷ
しばらく しげしげと眺めながら
でも待てよ こういう場所で 本物のアンティークを売るかな
骨董品を見る目など ちっとも持ち合わせていないが
アンティーク調 のお土産物ってことかもな
と 色々考えを廻らせ その場を離れた
ああ それでも 古めかしいこの感じ 好きやわあ
古めかしいといえば この大砲も そう
これとは別の大砲だが
間近で見ると そりゃもう良い感じ
この彫りが いつの時代のものかは分からないが
惹かれることこの上ない
それにしても 休み休み歩いていても
暑さに へこたれそうになる
若い頃は 暑いのへっちゃら
ほんの5年前 メキシコ ユカタン半島への旅行でも
全く暑さが苦になることはなかったのに
カルタヘナが激しく暑いのか 自分の老化が激しいのか
多分 両方だろう
壁の段差に座って 汗をふきふき 溶けそうになっていると
向こうで鳩が 職員さんが掃除で流した水を飲んでいる
さっき見てたら その水 泡まじりだったから
洗剤入りだよお 鳩ぽっぽ
それでも飲んじゃうくらい やっぱり 暑いのね
休憩に水分補給で 息を吹き返し
眺めを楽しみながら 散策再開
これは トンネル通路の入り口
中で撮った写真は 残念ながらピンボケばかり
パンフレットみたいなものは 貰えなかったので
通路がどう張り巡らされてるか 想像もつかないが
まあ 結構な規模ではないか という感じがした
涼しいトンネルで また生き返り
坂を見れば 上を目指す
何てことは無い 意味も分からん こういう板サインが
どうも素敵に見えてしまう
そして この景色
左側の高層ビルの辺りが リゾートホテル街 ボカ・グランデ地区
中央の低い屋根のかたまりは 旧市街地 セントロ
と コロンビア国旗
それから
カルタヘナの トレードマークの一つ っぽい この屋根
セントロの城壁と同様
ここでも煉瓦や壁の 古い質感を味わい
一旦 宿へ戻ることに
下りの途中で見た建物
倉庫か何かかな 公開されてはいない様子だった
疲労感と 名残惜しさが 同時に湧いてくる
サン・フェリペだった
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