Santa Marta, Republic of Colombia #11
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サンタマルタ ローカルツアーの後半は
タガンガの海岸
午前中 山へ向かう道のりや
そういえば サンタマルタに来る途中も そうだったが
市街地を離れると そこらじゅうに
あばら屋コミュニティがあって
これは 海に着く前に通り抜けたコミュニティに
さしかかった辺りの様子
これまで見たのは 道路からは距離をおいた場所の家々だったが
この時通り抜けた集落は
ミニバスがやっと離合出来る程度の 細いガタガタ道を挟んだ住宅街
息をのむ程貧しい暮らしぶりが すぐ目の前
そして その終点がここ
画像を見返すと そうでもなく見えるが
きれいな とは とても言い難い浜辺
このすぐ側には ツアーのミニバス数台が駐車できるスペースと
レストランか カフェらしきお店もあったが
あまりの暑さと スラム街に近い雰囲気に あんぐりして
見てみる気も起きずにいると
どうやら ここからボートで海水浴場へ行くらしい
と分かり ひと安心
バス1台分の乗客が このボートにすし詰めにされ
さあ出発
後ろを振り向くと あらま 嘘みたいにきれいに見える
カリビアン マジックトリック とでもいおうか
でもって 波もなく 船上は快適
救命ベストを渡されたので どんだけ遠くなのかと思ったら
ゆるやかに出っ張った 崖の海岸線に沿って 隣の海岸に行くだけ
あっという間に見えてきた
海岸の両脇は山と崖で
そこにはホテルか別荘かの建物があり
その下の一カ所には カヤックらしきものが
自分だけここで下りたい気分
全ての行程が のんびり ゆたーっと進んだ最後に
案内されたのが ここ
タガンガ浜の 海の家 かなりワイルド
ここで頂いたお昼ご飯も ワイルドな ぶつ切りチキン定食
にゃんこ達が テーブルを回って お裾分けを貰っていた
お昼をとり終えたら
ガイドさんから 帰りの集合時間と更衣室の案内があり
あとは ご自由にどうぞ
わーい なんだけど ここも午前中の 滝 と同じく
このために わざわざツアーに参加したの?
と思ってしまうような 入り江にある狭い海岸
に ツアー客がうじゃうじゃ
日本でいうと 町民が気軽に泳ぎに来る海岸で
今日は人出が多いねー みたいな雰囲気
ミンカ+タガンガ ツアーに申し込む人は
リゾート気分を期待してはいけない
その代わり ローカル感は たっぷり味わえて
めちゃくちゃお手頃価格
浜のわんこと一緒に ウトウトできたりもする
浜の脇の崖には ありゃホテルだね という造りの建物が張り付く
ここは良さそう
この浜に もう一度来たいとは思わんが
あそこに泊まれるなら いいだろうなあ
砂浜は まあまあ きれいでも汚くもない
入り江で 波がとても穏やかなのは良かった
今度いつ海水に浸かれるか 分からない カナダ生活だし
ここは海岸への がっかり感は忘れることにして
気が付くと 結構楽しんでいた
周りの山に 小さく見えるサボテン
これも南へ来ないと見れない景色
ちょうどいい頃合いで ツアー終了 帰途につき
行き道では うまく撮れなかった 集落の様子を
帰り道で ほんの少し 撮影成功
この辺は まだちょっと 立派な部類のお宅
とにかく道が悪くて 住宅街とは思えない程 車が揺れる
ここを抜けて 市街地に向かう途中の山道から
さっきの集落を見ると こうなる
あそこから 左にある岬を回り込み 入り江に入ると
タガンガの浜海水浴場(と勝手に名付けた)だ
きれいな この眺めのために バスを止めてくれた
と思いきや それだけでもなかったみたい
帰りの出発時に タイヤがパンクしていたらしく
応急処置のために 停車できる場所が ここだったよう
そりゃパンクもするわな って道の悪さだった
事故に見舞われなかったことと 車酔いしない体質に幸せを感じ
本来なら 止まる予定はなかったのかも
な中 ゆっくり見れた景色にも ラッキーを実感
やっと町へ向かい始め 美しい自然の景色から 一転して
また目に飛び込む サンタマルタ郊外の民家
こんな感じの住宅が
もう いたるところに 無数にある
そして そういうご近所に限って 周辺はゴミだらけ
カナダでも ゴミ捨てに関しては 人々のマナーに問題あり
と 日頃から感じることが多いが
ここでは桁違いの酷さ
考えさせられながらも
バスの中ご一行様と 和気あいあいな帰り道だった
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