Moving!
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お引っ越しのお知らせ
ご訪問ありがとうございます。
只今 おうちではなく
このブログ再編のための 引っ越し作業してます。
とりあえず “ぬりえ” カテゴリーは先に引っ越し完了
ここからは徐々に削除していってます。
ゆるりやってますので しばらくここもそのまま開けておきます。
新しい場所 ⬇️⬇️⬇️ もよろしくお願いいたします❤️
tranquility-tayutau-room.hatenablog.com
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2020 A New Start
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新年ポストをするつもりはなかったが
ある画像の探し物をしていたら
カナダの冬っぽくて 可愛いのがあったので
載っけることにした
今年の抱負は 特に考えず
行き当たりばったり
右往左往
時には しんどい結果も招くが
これが一番楽しいのさ
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南米コロンビア から帰ってきた
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4日前の木曜日 夜遅く
コロンビアのカルタヘナから
アメリカのマイアミ空港を経由して カナダへ帰ってきた
本当なら 前の日の夜中過ぎには
家にたどり着くはずだったのだが
マイアミでの乗り継ぎに遅れ
空港内のホテルで一泊
トロントへ向けて午後出発の便まで待つことになった
前晩と出発日の朝 お世話になった マイアミ国際空港の喫煙スペース
なんでまた 乗り継ぎに失敗する
なんてことになったかというと
まず最初に 午後2時半の カルタヘナ発マイアミ行きの
出発が 30分遅れた
それでもまあ 次のトロント行きに乗り換えるまで
2時間はあるので 余裕だろうと思っていた
ところが 通過しなきゃいけない 入管手続きの列は
ディズニーランドかよ ってくらいの長蛇の列で
これじゃ間に合わないんじゃないの と不安になりつつ
延々と待つことに
やっと順番が回ってきたら 手続きは10秒ほどの 単なる確認作業
チェックが済むと 即 搭乗口へ猛ダッシュ
だがしかし その時刻には
乗り継ぎ便は 既に出発していたのだった
そこで今度は 乗るはずだった航空会社 アメリカン エアの
再予約 rebooking の窓口探しに歩く
状況を伝え 苦情も入れると
素早い仕事ではなかったが
ちゃんとした 空港内のホテルの部屋(もちろん航空会社持ち)と
次の日にはなるが トロント行きの便の手配をしてくれ
食事用にと 一人12ドル分(ちょっと少なかねえか?)
のクーポンをもらい
ホテル内のレストランの席に着いたのが 夜10時過ぎ
という半日だったのだ
空港から出て行って散策する時間も余力もなかったが
まさかのマイアミ ステイ
まだ寒いカナダへ戻る前に ちょこっと おまけが付いて
考えようによれば ラッキー だったかも
後から聞いた話によると MIA マイアミ国際空港は
なんやかんやと 不具合が起きることが多いらしい
そういえば 職員が話す英語も
ラテン系訛りの強い人が大多数で
英語万全でない自分にとっては えらく聞き取りにくかった
こっちに到着して 空港を出ると今度は
トロント郊外を抜け出るまでが 交通渋滞で ひと苦労
でも 全部聞き取れるわけじゃないのだが
ラジオから流れてくる クセが少ないカナダ英語の
話し声に ほっとした
マイアミのドタバタと同時に
帰国前 4日ほどの間
暑い暑い カリブ海側コロンビアにまで行っといて
冷房風邪にやられてしまっていた
15日間 場所を変えながら 泊まったのは全て
バックパッカー宿より少しマシ 程度の 安ーいホテル
ゆえに部屋の どこのメーカーとも知れぬエアコンは
温度設定以外 ほぼ どのボタンを押しても作動しないポンコツ
当然 風量調節が出来ず 温度を高めにしても
一晩中 ゴーゴー動き続ける
それでも Qちっぷが エアコンなしでは眠れないってんで
仕方なしにいたら 案の定 やられてしまったのだ
おかげで 帰ってきて まる3日も過ぎたのに
まだ 身体はヨレヨレ 頭はボーっ 状態
昨日やっと 撮った写真をパソコンに取り込んだが
まだ整理に取りかかれないほど
旅行中の写真と日記は 後々
日を遡ってアップしていくことになりそう
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Santa Marta, Republic of Colombia #11
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サンタマルタ ローカルツアーの後半は
タガンガの海岸
午前中 山へ向かう道のりや
そういえば サンタマルタに来る途中も そうだったが
市街地を離れると そこらじゅうに
あばら屋コミュニティがあって
これは 海に着く前に通り抜けたコミュニティに
さしかかった辺りの様子
これまで見たのは 道路からは距離をおいた場所の家々だったが
この時通り抜けた集落は
ミニバスがやっと離合出来る程度の 細いガタガタ道を挟んだ住宅街
息をのむ程貧しい暮らしぶりが すぐ目の前
そして その終点がここ
画像を見返すと そうでもなく見えるが
きれいな とは とても言い難い浜辺
このすぐ側には ツアーのミニバス数台が駐車できるスペースと
レストランか カフェらしきお店もあったが
あまりの暑さと スラム街に近い雰囲気に あんぐりして
見てみる気も起きずにいると
どうやら ここからボートで海水浴場へ行くらしい
と分かり ひと安心
バス1台分の乗客が このボートにすし詰めにされ
さあ出発
後ろを振り向くと あらま 嘘みたいにきれいに見える
カリビアン マジックトリック とでもいおうか
でもって 波もなく 船上は快適
救命ベストを渡されたので どんだけ遠くなのかと思ったら
ゆるやかに出っ張った 崖の海岸線に沿って 隣の海岸に行くだけ
あっという間に見えてきた
海岸の両脇は山と崖で
そこにはホテルか別荘かの建物があり
その下の一カ所には カヤックらしきものが
自分だけここで下りたい気分
全ての行程が のんびり ゆたーっと進んだ最後に
案内されたのが ここ
タガンガ浜の 海の家 かなりワイルド
ここで頂いたお昼ご飯も ワイルドな ぶつ切りチキン定食
にゃんこ達が テーブルを回って お裾分けを貰っていた
お昼をとり終えたら
ガイドさんから 帰りの集合時間と更衣室の案内があり
あとは ご自由にどうぞ
わーい なんだけど ここも午前中の 滝 と同じく
このために わざわざツアーに参加したの?
と思ってしまうような 入り江にある狭い海岸
に ツアー客がうじゃうじゃ
日本でいうと 町民が気軽に泳ぎに来る海岸で
今日は人出が多いねー みたいな雰囲気
ミンカ+タガンガ ツアーに申し込む人は
リゾート気分を期待してはいけない
その代わり ローカル感は たっぷり味わえて
めちゃくちゃお手頃価格
浜のわんこと一緒に ウトウトできたりもする
浜の脇の崖には ありゃホテルだね という造りの建物が張り付く
ここは良さそう
この浜に もう一度来たいとは思わんが
あそこに泊まれるなら いいだろうなあ
砂浜は まあまあ きれいでも汚くもない
入り江で 波がとても穏やかなのは良かった
今度いつ海水に浸かれるか 分からない カナダ生活だし
ここは海岸への がっかり感は忘れることにして
気が付くと 結構楽しんでいた
周りの山に 小さく見えるサボテン
これも南へ来ないと見れない景色
ちょうどいい頃合いで ツアー終了 帰途につき
行き道では うまく撮れなかった 集落の様子を
帰り道で ほんの少し 撮影成功
この辺は まだちょっと 立派な部類のお宅
とにかく道が悪くて 住宅街とは思えない程 車が揺れる
ここを抜けて 市街地に向かう途中の山道から
さっきの集落を見ると こうなる
あそこから 左にある岬を回り込み 入り江に入ると
タガンガの浜海水浴場(と勝手に名付けた)だ
きれいな この眺めのために バスを止めてくれた
と思いきや それだけでもなかったみたい
帰りの出発時に タイヤがパンクしていたらしく
応急処置のために 停車できる場所が ここだったよう
そりゃパンクもするわな って道の悪さだった
事故に見舞われなかったことと 車酔いしない体質に幸せを感じ
本来なら 止まる予定はなかったのかも
な中 ゆっくり見れた景色にも ラッキーを実感
やっと町へ向かい始め 美しい自然の景色から 一転して
また目に飛び込む サンタマルタ郊外の民家
こんな感じの住宅が
もう いたるところに 無数にある
そして そういうご近所に限って 周辺はゴミだらけ
カナダでも ゴミ捨てに関しては 人々のマナーに問題あり
と 日頃から感じることが多いが
ここでは桁違いの酷さ
考えさせられながらも
バスの中ご一行様と 和気あいあいな帰り道だった
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Santa Marta, Republic of Colombia #10
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今日は早朝から サンタマルタ市街地近郊の 地元ツアー
ホテルまでバスが迎えにくるはずが
その時間 ホテル前に現れたのは
ミニバイクに乗った おじさん
集合場所は近くの別の場所だと 10分近く歩かされ
町のカフェに案内された
コーヒー飲み飲み 町の出勤時間の様子を眺めながら
更に待つこと20分
やっと到着したバスは 12人くらい乗りのミニバス
Qちっぷと一緒に乗り込んだら これで満席
昨日のツアー店の人は 他のお客さんは1組か2組か
ゆったり行けます って言ってたのに
さっそく実感した
観光地 しかも ラテン系 の テキトーさ
バスが市街地を出た後
どう表したらいいか分からないような
ある種の食べ物屋さん の店先で停車
何かと思ったら どうやら此処で朝ご飯をとるようだ
これがまた ナチュラルライフな店構え
道路に面する 小屋状態のお店に
小さな陳列ガラスケースがあり 揚げ物が並んでるのを確認しつつ
ガイドさんに通されたのが 小屋の脇の お食事スペース
貧しい民家に商業スペースを確保しました的な佇まい
座ったテーブルの目の前に ボロボロの物置小屋
に見えた場所 これがキッチンだった
朝ご飯はホテルで食べてきたものの
自動的に全員に配られたことだし
頂いてみると 美味しかった 揚げ物
中に卵が入ってて 外側は お米っぽい何かがサクサク
15分くらいだったかの 朝食寄り道の後 向かったのは
山の中の村落 Minca ミンカ
山道に入ってしばらくすると またしても バスが停車
今度は トイレ休憩のよう
そうか 山の中に行く前に 行っとけ という意味ね
とバスを降りると これまた ナチュラルライフな室内の
有料トイレ
孫が10人くらいいそうな おばあちゃまが
この脇に控え 料金を徴収 すると
一回使用分 あらかじめ取り分けてある
トイレットペーパーをくれるのだ
1000ペソは カナダドル40セントちょい 日本円40円弱
ティント2杯分とは なかなか良い商売だ
順番待ちの間 目にとまった 大型インコかオウム
再び山道をバスに揺られて
たどり着いた 休憩所 兼 駐車場 らしき所
車が通れるのはここまでで
まだ上へと 山歩きが始まる
ここに着く途中 大揺れの車中で2回は耳抜きした
多分 結構な標高まで来てると思われる
詳しいことは ガイドさんの説明がスペイン語のみ
で分からないが まあ 大して不便はない
ツアー店の店員さんに 念を押して聞いた時
うちのガイドは英語話せるって言ってたのに ダメじゃんよお
と Qちっぷが横でぼやいていた
道は険しくなく 海沿いの平地と比べて涼しく 心地良い
随分上まで来た その途中 所々に農家や宿泊所が点在
見慣れない木に生っている果物が僅かに見える
歩き始めは なんてことなかったが 久々の山道に
へこたれてきた ちょうど その辺りで
今日前半の目的地 ミンカの滝 に到達
で ようやく見れた滝だったが 芋の子を洗うような この状態
Qちっぷは 少しだけ中に入って行ったが 私はパス
ツアーに組み込まれるような場所に
風光明媚は期待してはいけない のだった
滝の入り口で へたり込んでいる間 見上げていた
味のある看板
少しだけでも英語が分かるようになると
スペイン語は 推測できる場合が多くて良い
「通行禁止」だ
もっとも この状況では 全く知らない言語でも推測可能だろうけど
しかし橋の先には 人間の居場所 と呼ぶしかないものがある
ぼんやり見てると そこを軽やかに往来する青年がいたので
やっぱり 仕事場か家か何かとして使っている 私有地 なのかも
せっかく登ってきたのに がっかり滝だったが
引き返す道は ゆっくりめに景色を楽しみながら下る
コーヒー屋さんが一軒あった
トタン屋根が まだ新しい
オープン後間もないか 新装開店か
コーヒーとチョコレートのツアー って地図が
トレッキングの 広範囲なルートを示している
道沿いに何軒か こんな感じで
宿泊所があったのは
本格的に山に入っていく人のためなんだろう
道沿いで コーヒーやカカオの木を見ることはなかったのは
もっと山深い所が 栽培場所で そこが見所ってことかも
大好きなコーヒーもチョコも こういう所で育つのね
と 深く感慨にひたり
道端で若い親子が売ってたコーヒーを お土産に決定
一杯ごとに挽いて飲めるのが楽しみ
来て良かった
もう一つ良かったのは 山の景色
ぱっと見 日本やカナダでも山は同じ なのだが
生えている木が 全く違う
車中からは 山肌に椰子の木 という風景が沢山見れたのに
揺れが激しく 何枚も撮った写真は全部失敗
でも あの眺めに感じた新鮮な感覚は 忘れることはないだろう
山を下りて 次に向かうのは Taganga タガンガ という所
ここで 一旦締めて
今日のツアー後半 海の部 に続く
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Santa Marta, Republic of Colombia #9
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朝ご飯をすませるやいなや
部屋へ上がる前に 宿のテナントの食堂へ直行して
買ってきたのは コーヒーと グアナバナのジュース
カップのスレスレまで たっぷり入れてくれるのが
嬉しかったり 歩きにくかったり
サンタ・マルタに来て最初の夕食を 階下の食堂でとった時
ご飯が美味しかったうえ
どんな味なのか試しに頼んだジュースが 大当たり
朝っぱらからでも飲みたくなるほど 美味しい
一昨日 別のお店で 面白くて撮った写真に 絵が載ってた
CHERRY の左隣の 私にとっては謎の果物がそれ
ちなみに 右隣の LULO ルロ も 独特な美味しさ
コロンビア特有の果物だと 宿の下のお店で聞いた
このあと今日は 観光客エリアの海岸沿いから
反対側に歩いて行ってみた
4〜5ブロックくらい歩いただろうか
ローカルバスが通る 主要道路かなって道に突き当たり
その辺りには 賑やかな商店街が広がっていて
興味津々歩き回った
お腹すいたね と気が付いたら もう3時
そこで ローカル感漂いまくる食堂が目についた
ランチ時はとうに過ぎてるというのに 満席
カウンターは空いてたので 入ってみることに
注文が済んで 振り向いたら席が空いてて
店員さんが テーブルに移動させてくれた
コロンビアの定番定食じゃないかと 今では推測する
チキンの薄切りグリル定食をいただき 大変満足
観光客エリアと比べて味は変わらず 値段は割安だった と思う
その後 ぼちぼち 宿の海岸沿いに向かう途中
これまた 地元のお花屋さんがあって
買い物は出来ないが ついつい引き込まれて行った
玄関口ですでに 魅入られてるのに
奥のスペースは 更にハートをわしづかみ
入り口すぐの一角には こんな植木鉢も
これはいいわあ
カナダのホームセンターや園芸店では
変にオシャレぶったチャイナ製品ばかりで うんざり
こっちの方が断然 味わい深くていい 喉から手が出そう
ひとしきり植物と奥の園を愛でたあと 再び帰路へ
もう少しで海岸通という所で
こっちに来てすぐ 日帰りツアーを相談して
明日申し込みに来るからねって伝えたのに
次の日から3回行っても開いてなかったお店が
ようやく開いてるのを発見
ツアー行くなら もう明日しかないってんで
たたっと申し込みを完了し
一段落ついたと 店先で 行商コーヒーのお兄さんから一杯頂き一服
ツアーショップ店員さんの顔見知りだったらしく
Qちっぷと4人で 片言英語でおしゃべり
至る所でみつけられる 行商のコーヒーは ティント と呼ぶそうで
ぐい飲み大の小さなカップに入れてくれ 熱々で砂糖入り
ミルクが入ってないのが良ければ スィン・レチェと頼むのと
$(←でもペソ)500 約20セント が相場だから
それ以上の値段を言ってきたら 譲らずに
キニエント!(スペイン語で500のこと)って言わなきゃだよ
と教わった
だが なぜコーヒーを ティントというかは
英語で説明が難しいみたいで とうとう分からなかった
コーヒーと 一服休憩をたっぷりとって 元気回復
少し遠回りしてホテルへ向かうことに
ぶらぶらしてて 通りがかった 消防署
さっきのお花屋さんの奥の院と 同じくらい 気に入った一枚
はっきり写ってないが 消防車に 119 とある
車の通行は 北米と同じ右側 消防救急番号は119 なんだな
こういう ローカルの様子ってのは興味深い
カメラを出しながら Qちっぷに向かって小声で
ちょっと これカッコよくない?と 待てのサインを出してると
署の前で黙々と作業中の隊員さんが ニコッとしてくれた
お務めご苦労様でございます と言いたかったが
スペイン語が分からなくて残念
日が傾いてきた頃 程よく 宿がある海岸通に着いた
夕食は完全に日が暮れてでいいねと
さらにここで ぼんやり過ごす
海岸通の左端にある クラシカルな建物
この向こう側には コンドミニアムか ホテルか
見たところ ローカル庶民が住民じゃなさそ なビルが並ぶ
新しそうにも見えるが
なぜか どこか 70年代のリゾート地っぽさを感じてしまう
少し通りを歩いてみたが退屈で すぐ引き返し
海岸で日が暮れるのを待った
Qちっぷが 同じ場所だけど 違う感じで撮っていた
サンタ・マルタでもカルタヘナでも
お土産に 持ち帰れそうで 欲しい物が
これといって なかったが
ついに 珍しい買い物が出来 夕食後の退屈しのぎに
これは 小銭入れか 小物入れに と買った
手作り品 それも ベネズエラ人の
これは何と ベネズエラの紙幣 本物のお金 で作られたもの
ここに来て初日 路上で実演販売をする人がいたので
撮らせてもらった
最初 一瞬 並べてあるお札 の意味が分からなかったが
ああ そうか! ベネズエラ人 プラス 紙幣
スーパーインフレで 価値が無くなってしまった あれだ
ボリバルだ
究極のリサイクル たくましい
カルタヘナでも ここでも 大勢のベネズエラ人が来ていて
見たところ ホームレス状態
気になっていたので 今日見た人は別の人だったが
私は小銭入れを
Qちっぷは世界の通貨コレクターなので
嬉しそうに 紙幣を1セット お買い上げ
ググってみたら
これは去年夏 通貨単位の切り下げ5桁 した時のお札だそう
ベネズエラの経済が崩壊中なのは ニュースで聞いてたけど
すぐ隣の国コロンビアで見ると もの凄く深刻なのが分かる
ここのテレビのニュースでも スペイン語なので大半は理解できんが
ベネズエラでは 人が亡くなった時に 普通の棺が買えない人のために
段ボールの紙 で出来た棺を売ってる場面を放送していた
それでも 国外脱出しないで暮らせてるだけ
まだマシな境遇 なんじゃないかと想像する
一方 国境から ほんの何百キロの ここサンタ・マルタでの夜
大音量の音楽で 観光客がノリノリで騒ぎまくる
パーティー・バス
これが ホテルの前から 夜中まで
出発しては 帰ってくる を何度も繰り返す
初めは面白がって見ていたが 段々 鬱陶しくなってきた
バスじゃなくて パーティー ボートでも作って
沖に出てやってくれたらいいのになあ
と思う 宿の玄関先の眺めが 今日の締めくくり
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Santa Marta, Republic of Colombia #8
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コロンビア6日目
今日もひたすら 地図も見ず 無計画に歩き回り
何やら素敵な建物のある広場を通りかかった
玄関のプレートに 1891年とある
近めで見ると 損傷が目立つが
あまり小忠実にお手入れされてないのも 味のうちかも
次に通りかかったのは 真っ白な見事な教会
脇にある大きな広場は閑散としていた
カナダでも行く先々で 色々な様式の教会が見られるが
こんな感じのは 多分無い
後で旅行サイトに この教会は必見 と書かれているのを知った
Cathedral Basilica of Santa Marta サンタ・マルタ大聖堂 だそうな
銅像は 誰か知らんが
このあたりの町づくりを最初にしました的な人だろう
聖堂の裏手の建物のドア
こういうのが見られるのを楽しみにしていた
なのに もう一つあった大きなドア そっちは撮ってない
身体的にもバテ気味だが 何より思考が働いていない
日中最高気温10℃ 明け方は0℃ のカナダから いきなりの酷暑
それに こっちの方が カルタヘナより うんと暑い
Qちっぷも暑さにやられてるみたいで
今日はお昼ご飯 いらないと言う
私もそこまで空腹でもないな と思ったが
それでも食べておかないと 身体に良くないだろうと
通りすがりのレストラン・バーで 自分だけランチ
ここなら Qちっぷは ビールでも飲みながら待てるでしょ
のつもりだったが 珍しく ノンアルコール
ルロ っていう果物のジュース あっさりしてて美味
私だけ頂いた定食に付いてた sopa スープと同意だと推測
暑いなか 熱々のが出てくる で これがまた美味しい
ベースは不明だが 大体同じ味で 具とそれによる出汁というか風味が
お店に寄って 少し違う
これ 寒い時期カナダで食べられたら めっちゃ良いと思うんだけどなあ
てか今この時も カナダは熱々スープは幸せ な季節
外出の時は厚手のジャケットが要る
そういえば
上着の上から袈裟懸けで使っていた ショルダーバッグをそのまま
持ってきて使っていたら 暑くて重くてうっとおしい
ここに来るまで そんな風に感じたことはなかったのに
たかがバッグひとつ なのだが
使い心地が 気候でこうも変わるものか
失敗じゃあ と思い知っていたところ
ここ 昨日のお土産屋さん をのぞいてみて 助けられた
道歩きにちょうど良さそな ミニ ショルダー があった
みつけた瞬間 直感的に 即お買い上げ
直感は当たり 使い心地は 抜群
それに 作った人には悪いが これと丁度マッチするような
小洒落ていない恰好で 毎日歩き回っている
カルタヘナに着いて程なく 帽子も
道端でベンダーのおじちゃんから買っておいた
いくつか被ってみて 一番頭にフィット 心地いい のを選んだら
Qちっぷが え?それなの? って顔で見ていた
が 気にしない
ここでは 快適さを犠牲にしても 良いこたないわ
という境地に達したのだ
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Santa Marta, Republic of Colombia #7
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サンタ・マルタ 2日目
観光地らしいが ここの予備知識も無いまま来た
最終日の5日目は また移動で
たっぷり時間を取られるだろうから 計算に入れないにしても
今日から3日あれば 少しは町の様子は見れるはず
もし 住みやすそうだったら Qちっぷのリタイア後の
移住先候補の一つになる かもしれない
町の雰囲気を見て回った
目の前は海岸 ホテルの角を逆方向に行って
帰りはまた海岸を目指せばいいから 道が簡単でいい
いざ出発
宿のすぐ裏手にあった お土産マーケット
ここでもカラフルな建物が多くて
一々立ち止まってしまう
今度は白い建物 これも目を引いた
古いものかと思ったら まだ100年経っていない
1928年から1940年まで 女学校だったそう
土地が整備される前 この辺は湿地帯だったらしい
こっちの白いのは 案内板をすっ飛ばしてしまい
何の建物なのか不明 でも良い雰囲気
海辺の観光地らしい 目立つキャラのホテルが点在している
これよりもっと海岸線を離れると
地元民であふれる商店街があって 歩き回ったが
ゆったり立ち止まって 写真を撮るどころではなかった
ここで日用品を仕入れたあと いったん宿に戻って
ぼんやりしていたら あっと言う間に日が暮れ始め
暑さもやわらいできたことだし 海岸へ散歩に出た
夕空はきれい だが 海岸そのものは
「へ?」
周辺の住民は わざわざ こんな海岸に遊びにくるの?
って 気の毒な海岸
カタカナ語ニュアンスでの ビーチ ではない
海岸線も短く まあ 散歩コースには丁度いいか という感じ
日が暮れかかって はっきり写っていないが
ネイティブ コロンビアンらしき像があり
沖の小さな島 の景色を切り取ると ちょい良さげに見えるが
海岸線の途切れる場所に 貨物船の港があり
いやおうなしに目に入ってくる
反対側の端は ヨットやボートの停泊所で
こっちは まあ 可も無く不可も無く
凪の海に小舟を浮かべ くつろぐ人が一人
これだけは いい眺めだった
そろそろ夕食のレストランを 探しに行こうかと
砂浜と道路の間にある花壇に座って 話していた
その時 どこか遠くで ガタン と音がして
と同時に 辺り一面真っ暗 停電だ
浜辺左端の停泊所より向こう側は 灯りがついてる
10分かそこらだったか 回復を待って また歩き回り
やっと決めた今夜の食堂だったが 遅い安い不味い
テーブルで手持ち無沙汰してた時
面白いことをみつけた
お隣の食堂の ジュースのメニュー
苺が さくらんぼ になってる
こっちに来てわかったのだが
英語が全くダメ 簡単な単語さえ通じない人が 基本
海外からの観光客がよく来るお店でも
感覚的にだけど 半分以上の人はカタコト英語で
なんとか意思疎通できる程度
かの食堂でも多分 英語わかる人が お店に教えてあげたんだろうね
と Qちっぷ
晩ご飯が不味くて 不機嫌になりかけた二人を
クスクスさせてくれた 隣のファストフード食堂だった
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