タイトルが思い浮かばない
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今月14日
高校1年の時に同じクラスになって以来の親友が
この世を去った
共通の友人伝いに 3日前に短い知らせを貰った
癌だったそうだ
20才の頃 私が親元を離れて一人暮らしを始める時
不動産屋さんに一緒に行ってくれたり
ぼやきながらも 引っ越しの力仕事を手伝ってくれた
若い頃は しょっちゅう喧嘩もした
ずいぶん前 彼がお嫁さんを貰う時には
「おまえと正反対で ふわ〜っとした性格だから気が楽で良いぞ〜」
と言ってた
細かいところは 全くわからないが
最後は 暖かい家族に看取られたんだろう と思いたい
知らせを貰った日 出かけた時の近所の景色
カナダへ来る前の2、3年は 人生最悪、どん底の生活で
その間に 連絡を取らなくなって そのままになっていた
今は こんな所に住んで のほほんとしてるよ って
知らせておきたかった
学生の頃はトランペット吹きで その後は 車が好きだった
「俺たち 将来爺さんと婆さんになっても 一緒に飲んで
あーだこーだって 言い合いしてそうな気がするよな」
と言ってた あやつへ
私の手元には 写真も何も残ってないので
考えた末 ラッパの画と庭で摘んだ花を供えて 手を合わせた
今日で ふた七日だ
どうか 安らかに眠り賜え
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